【就活/転職・2023年】海運業界の優良（ホワイト）企業ランキングまとめ

ゆうゆう

お疲れ様です！

インフラ業界総合職で現在入社５年目のゆうゆうと申します！

こんな疑問はありませんか？

任せてください！

今回の記事を読めば、海運業界の優良（ホワイト）企業がわかるだけでなく、自分自身であらゆる業界の優良（ホワイト）企業を探せるようになります！

ちなみに、今回の記事では以下のような読者を想定しています。

それでは説明していきます！！

はじめに

海運業界の優良（ホワイト）企業ランキングに入る前に、優良（ホワイト）企業の定義に必要な以下の3つの指標について簡単に説明させていただきます。

それぞれを簡単に説明すると、

という意味です。

ゆうゆう

後ほど詳しく説明するので、今は雰囲気だけ覚えてくれれば大丈夫です！

なぜ【売上高】【営業利益率】【労働生産性】に着目するのか

まず、なぜ売上高、営業利益率、労働生産性の指標に注目するのかというと、これらの指標を使用することで優良（ホワイト）企業かどうかが判断できるからです。

どういうことかと思われるかもしれませんが、詳しく説明しましょう。

では、皆さんが考える優良（ホワイト）企業とは何でしょうか？

例えば、以下のような条件が思い浮かびます。

実際に、これらの条件を満たす企業には大きな共通点があります。

それは、「利益が高いこと」です。

なぜなら、利益が高い企業は収益力に優れており、稼いだお金を社員に還元する余裕があるからです。

そして、儲かっている企業かを判断するために、「売上高」「営業利益率」「労働生産性」の3つを見ることをオススメします。

それでは、それぞれの指標について簡単に説明していきましょう。

売上高

売上高は企業が一定期間（通常1年間）に販売した商品やサービスによって得られる総収入です。高い売上高は、企業が市場で競争力を持っていることを示しており、安定した経営基盤があると判断できます。

そのため、売上高が大きければ大きいほど、世の中から求められている商品を持つ企業ということになります。

ちなみに、日本トップ企業が所属する市場第一部・市場第二部・マザーズ・JASDAQ（約3,400社）の売上高上位30％企業は約3,000億円以上の売上高です。

そこで、この記事内では、かなり厳しめに3,000億円以上の売上高があれば儲かっている企業と定義させていただきます。

※売上高が低い企業を軽視しているわけではないことをご了承ください。

営業利益率

営業利益率は売上高から直接的な費用を引いた利益（営業利益）を売上高で割ったものです。

営業利益率が高い企業は、効率的に利益を上げることができているといえます。これは経営陣の経営力や、コスト管理の優れた企業であることを示しています。

営業利益率 = 営業利益 ÷ 売上高

営業利益は簡単にいうと売上高から商品の原価などを引いた利益のことです。

つまり、営業利益率はどのくらい効率的に利益を出したかを指します。

そして、本記事では営業利益率6％以上の企業を儲かっている企業と定義させていただきます。

なぜなら、営業利益率6%以上が営業利益率で上位30％の企業の成績だからです。

労働生産性

労働生産性は、従業員一人当たりの生産性を示す指標で、営業利益を従業員数で割って算出します。

労働生産性が高い企業は、従業員が効果的に働いていることを示しており、働きやすい環境が整っている可能性が高いです。

労働生産性 = 営業利益 ÷ 社員数

※社員数にはグループ会社も含めています。

本記事では労働生産性（社員1人当たりの営業利益）が300万円以上ある企業を儲かっている企業と定義させていただきます。

なぜなら労働生産性が300万円以上ある企業が労働生産性の高い上位30%に含まれる企業だからです。

優良（ホワイト）企業の定義

以上の内容を踏まえて、このブログでは以下3つの厳しい条件を全て満たす企業が儲かっている企業であり、「優良（ホワイト）企業」と定義します。

ゆうゆう

海運業界は全業界の中で最も労働生産性が高い業界です。

海運業界とは

海路を担うインフラ業界である「海運業界」。

そんな海運業界に属する企業は以下の企業です。

以下が自作の海運業界の2022年度決算の一覧です！

海運業界の優良（ホワイト）企業ランキングの紹介

海運業界売上高ランキング

海運業界売上高ランキングトップ5は以下の通りです！

海運業界利益率ランキング

海運業界営業利益率ランキングトップ5は以下の通りです！

海運業界労働生産性ランキング

海運業界労働生産性ランキングトップ5は以下の通りです！

海運業界優良（ホワイト）企業ランキングについての補足

このブログでは優良（ホワイト）企業の定義を以下のように定義しています。

現在の海運業界において、上記の優良（ホワイト）企業の定義をすべて満たす企業は「日本郵船」「商船三井」「川崎汽船」の大手３企業でした。

ランキング上位企業の紹介

日本郵船

日本郵船は、1885年に設立された、海運と物流に関連する総合物流企業です。総合物流とは、さまざまな物品や商品を効率的に輸送・配送し、世界中の需要と供給をつなげる活動を指します。

新たなビジョンを掲げる2026年までの中期経営計画「Sail Green, Drive Transformations 2026 – A Passion for Planetary Wellbeing –」を通じて、同社は総合物流企業の枠を超え、ESG経営を基盤としながら、中核事業の進化と新規事業の成長の両輪を推進し、未来に必要な価値を共創していくことを目指しています。

特に、中期経営計画では、経常利益2,700億円を見込むなど、財務的な成長戦略も展開しています。

また、世界中で活躍する約240隻の船隊を運航する広範なネットワークを持つグローバルな組織でもあります。

商船三井

商船三井（しょうせんみつい）は、日本を代表する大手海運会社の一つです。日本国内外で幅広い海運業務を展開し、国際的な物流ネットワークを構築しています。

海上輸送を中心に幅広い事業分野で活動しています。その主要な分野には以下が含まれます。

• 海運事業: 貨物をコンテナ船やタンカーなどの船舶で海上輸送する事業です。商船三井は、様々な種類の船舶を保有し、国際的な海上輸送を提供しています。
• 海洋事業: 海洋リソースの開発や海洋環境保護など、海に関連する幅広い活動を行う事業です。海洋資源の探査や海底ケーブルの敷設などが含まれます。
• 風力発電事業: 風力エネルギーの発電を通じて、再生可能エネルギーの利用を推進する事業です。風力発電所の運営や開発などが含まれます。
• 不動産事業: 不動産の開発や運営を行う事業です。商業施設やオフィスビルなど、不動産に関する幅広い取り組みを行っています。

また、世界中の主要な港湾や物流拠点で事業を展開しています。国際的な物流ネットワークを活用し、貨物の効率的な輸送や供給チェーンの最適化を支援しています。

川崎汽船

川崎汽船（かわさききせん）は、「グローバルに信頼される“K” LINE」という企業理念を掲げ、社会的価値と経済的価値の双方を実現し、信頼されるパートナーとして、グローバル社会のインフラを支えることを目指しています。

同社はコンテナ船市況が正常化する過程で、海運業を主軸として、鉄鋼原料事業、自動車船事業、LNG輸送船事業などの分野で経営資源を集中し、収益力を高めることが計画されています。

サステナビリティへの取り組みとして、「環境ビジョン2050 ～青い海を明日へつなぐ～」という長期指針に基づき、2050年までにGHG（温室効果ガス）排出ネットゼロを目指しています。

NSユナイテッド海運

NSユナイテッド海運（えぬえすゆないてっどかいうん）は、海上輸送サービスを提供することを通じて社会の発展に貢献する企業です。

2022年度の世界経済は、資源エネルギー価格の上昇や世界的なインフレにより先行きが不透明になり、船舶輸送需要も一時的に低下しましたが、円安と長期契約による安定収益の支えもあり、2年連続で最高益を達成しています。

同社は鉄鋼・電力などの基幹産業が必要とする資源やエネルギーを海上輸送しており、海運は世界の貿易を支える重要な役割を果たしています。

また、同社は環境への負荷を考慮した取り組みも行っています。

例えば、次世代燃料船の研究を進めることで、船舶の燃料に使用されるエネルギー源をより環境に優しいものにすることを目指しています。

他に特筆するべき点としては、社員のエンゲージメント向上や人事制度の見直しを通じて、社内の活気ある雰囲気を維持し、人材育成にも力を入れています。

飯野海運

飯野海運（いいのかいうん）は、海上輸送業と不動産業の2つの事業を展開している企業です。創業から120年以上の歴史を持ち、お客様との緊密な関係を築いてきました。

海上輸送業では、さまざまな貨物を船舶を使って運搬し、世界中の海上物流を支えています。不動産業では、オフィスや商業施設などの不動産を所有・運営し、高品質な空間を提供しています。この2つの事業を組み合わせて「IINO MODEL」というビジネスモデルを展開しています。

飯野海運は海上輸送業において、大型原油タンカーやケミカルタンカー、LNG船など様々な船舶を運航しています。これにより、エネルギー資源や原材料の輸送を効率的に行い、産業や人々の暮らしに貢献しています。不動産業では、東京やロンドン、米国などで多くのビルを所有・運営しており、質の高いオフィス空間やイベントスペースを提供しています。

乾汽船

乾汽船（いぬいきせん）は、外航海運、倉庫事業、不動産事業の3つの分野で展開する企業です。2014年に旧乾汽船株式会社と旧イヌイ倉庫株式会社の経営統合により、現在の形態となりました。乾汽船は外航海運事業を通じて、船舶を使って貨物を運搬しており、倉庫事業や不動産事業を通じて物流や賃貸マンションを提供しています。

乾汽船は、約120年前に創業された外航海運のノウハウと、約100年前に創業された倉庫事業・不動産事業の経験を持つ企業です。外航海運事業は運賃市況の変動に影響されることが多く、倉庫事業や不動産事業などと組み合わせることで、事業のリスク分散と安定性を図っています。

乾汽船は、2023年に新しい中期経営計画「不易流行」を策定しました。この計画では、「よくはこぶ」を長期ビジョンとし、資産の活用、楽しさを感じる職場づくり、独自の特長の追求を基本方針としています。

外航海運事業では、主にハンディサイズのバラ積み船を運航しています。これは、小型で荷役が容易な船舶で、世界中の港に対応できる柔軟性を持っています。

また、倉庫事業は、首都圏を中心に内国貨物や輸出入貨物に対応する倉庫を提供し、物流の効率化を支援しています。

明治海運

明治海運（めいじかいうん）は、海運を中心としたグループ事業展開を行う企業です。海運業をはじめとして、ホテル、不動産、保育園、介護など多様な分野で事業を展開しています。

明治海運は、船舶事業においても、LNGタンカーや大型原油タンカー、石油化学製品タンカー、LPGタンカー、ケミカルタンカー、メタノールタンカー、自動車専用船、大型コンテナ船など、多岐にわたる船舶を保有し、国内外の有力海運会社と契約を結んで運航しています。また、船舶管理部門も国際的に展開し、船舶管理や新造船建造監督などのサービスを提供しています。

不動産事業においては、オフィスビル・住宅賃貸を中心に、市況変動に左右されにくい安定収益を追求しています。また、ホテル事業や保育園、介護などの分野でも事業展開を行い、多角的な経営を進めています。

ENEOSオーシャン

ENEOSオーシャンは、日本を代表するエネルギー企業で、主にエネルギー、資源、素材の供給と品質管理に注力している企業です。

同社は海上輸送サービスとして、以下のような事業を展開しています。

• 原油タンカー: ENEOSオーシャンは、安全で安定した原油輸送を提供するために、VLCC（Very Large Crude Carrier）やAFRAMAXなどの30万トン型から10万トン型までの原油タンカー船隊を保有しています。これにより、エネルギー資源の輸送を効率的に行っています。
• LPG船: 世界有数のVLGC（Very Large Gas Carrier）船隊を運航し、外国とのLPG輸送を担当しています。高い技術力と経験により、安全で確実な輸送を実現しています。
• ケミカルタンカー、プロダクトタンカー: 化学品や石油製品の輸送を行う幅広いケミカルタンカー船隊を有し、また石油製品のプロダクトタンカーも運航しています。これにより、多様な輸送ニーズに対応しています。
• 貨物船: 鉱石、石炭、木材などのバルク貨物から鋼材や建設機械、肥料まで、幅広い貨物を輸送する貨物船船隊を運営しています。資源輸送から工業製品輸送まで幅広い分野で活動しています。

また、海外事業は、シンガポールを拠点に、50年以上にわたり海事関連事業を展開しています。

ランキング上位企業に内定する方法

ランキング上位企業に内定するためには、エントリーシートと面接の両方が重要な役割を果たします。

エントリーシート

まずエントリーシートについて、過去に内定した先輩のエントリーシートを参考にすることで、ランキング上位企業の志望動機や自己PRの書き方、そしてアピールすべき経験やスキルなどを学ぶことができます。就活会議やキャリchなどのサービスを利用することで、無料で入手することができます。

これらのサイトでは、過去に内定を獲得した先輩たちのエントリーシートが公開されており、参考にすることができます。

エントリーシートを無料でダウンロードする方法

就活会議

就活会議は「社会人の口コミで企業研究、先輩のES・面接情報で選考対策ができるサイト」です。

メールアドレスを登録すると、内定した先輩のエントリーシートが無料で見放題です。

キャリch

キャリchでは内定を獲得するために役に立つ情報の更新やサポートイベントを開催しています。

メールアドレスと電話番号を登録することで、就活対策資料をダウンロードすることができます。

面接

また、面接においては、ChatGPTをはじめとする人工知能を活用して、想定質問を考え、何度も練習することが大切です。自分自身の答えや表現方法を確認し、改善していくことで、自信を持って面接に臨むことができます。

さらに、企業の情報収集や業界の動向についても深く理解することが重要です。企業のホームページやSNS、または業界専門誌や書籍などを読み、情報を収集することで、面接での回答や質問に対して、適切かつ深い洞察力を持って答えることができます。

エントリーシートを効率的に作成できるサービスChatGPT

ChatGPTとは人工知能の一種で、自然言語処理を利用してテキストデータの生成や文章の自動生成が可能です。

ChatGPTを活用することで、エントリーシートをより効率的かつ的確に作成することができます。

ChatGPTとは

ChatGPTは、人工知能の一種で、文章の自動生成や文章の編集支援に利用されます。

入力した文章を学習し、それに基づいて文章を生成することができます。

簡単に言えば、人工的に文章を書くことができる人工知能です。

ChatGPTを使うためには、まず入力するテキストデータを用意し、それを元にChatGPTが自動的に文章を生成します。また、ChatGPTは学習によってより高度な文章生成が可能になります。

具体的には、質の高い文章をChatGPTに学習させることで、より適切な文章が生成されるようになります。

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まずは、ChatGPTを使うためには、パソコンやスマートフォンなどのデバイスが必要です。

そして、OpenAI社のホームページからChatGPTのページに移動します。

Try ChatGPTをクリックして移動すると以下のような画面が出るため、「Sign up」を選択し、電話番号とメールアドレスを用いてアカウントを作成してください。

登録が完了したら「Log in」を選択してください。

そうすると以下のようなチャット入力画面に移動します。

ChatGPTを活用することで、時間をかけずに正確な文章を作成することができます。

例えば、以下のようにJR東日本の鉄道事業への志望動機をChatGPTに入力します。

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〜以下、画像内の文章〜

ChatGPTへの入力内容

あなたは文章が得意な優秀な編集者です。エントリーシートに書く、JR東日本の鉄道事業分野への志望動機を地元である東北地方の観光開発や宣伝や災害復旧に貢献したいという内容を踏まえて３００文字で提案して。

JR東日本の鉄道事業分野への志望動機は、東北地方の観光開発や宣伝、災害復旧に貢献することにあります。東北地方は、美しい自然や歴史的な文化財が豊富にあり、観光客にとって魅力的な地域です。しかし、東日本大震災の影響を受け、観光客数が減少するなどの課題があります。

そこで、JR東日本の鉄道事業分野で働くことで、東北地方の観光開発や宣伝、災害復旧に貢献したいと考えています。鉄道は、地域の移動手段としてだけでなく、地域活性化にも重要な役割を果たします。JR東日本の鉄道事業分野で働くことで、東北地方の観光客の利便性を高めることや、災害時には迅速かつ正確な情報提供ができるような仕組みを構築することができます。

私は、地元である東北地方に貢献したいという思いがあり、JR東日本の鉄道事業分野で働くことでその思いを実現したいと考えています。観光業や災害復旧に携わることで、地域の発展に貢献することができると信じています。JR東日本の鉄道事業分野での仕事には、やりがいと使命感があると感じており、この仕事に取り組むことができることを楽しみにしています。

ChatGPTは冒頭に「あなたは文章が得意な優秀な編集者です」などと入力すると、文章が得意な優秀な編集者として回答をするため、文章の質が向上します。

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まとめ

ゆうゆう

海運技業界において、優良（ホワイト）企業の定義をすべて満たす企業は「日本郵船」「商船三井」「川崎汽船」の大手３企業でした。

以下が今回紹介した優良（ホワイト）企業の定義です！

ただし、これらの指標だけで企業を評価するのではなく、他の要素も考慮して総合的な判断を行うことが大切です。

就活生が内定を獲得するためには、エントリーシートと面接の準備が欠かせません。

過去に内定を獲得した先輩のエントリーシートを参考にすることで、優れたエントリーシートを作成することができます。

また、面接の際には、ChatGPTなどを利用して想定質問に対する回答を何度も練習することが大切です。

海運業界に就職を希望する新卒就活生にとって、この記事が参考になることを願っています。

海運業界に関しては「海運業界についての解説記事」でも説明しています。