お疲れ様です!
インフラ業界総合職で現在入社5年目のゆうゆうと申します!
- 通信インフラに興味があるけど企業ごとの違いがわからない
- NTTって名前が付く企業がたくさんあるけど何が違うの?
就職活動は誰もが通る大変なプロセスであり、特に大手企業に関しては競争が激しく、適切な情報を得ることが重要です。
そこで今回は、通信業界をリードするNTTグループに焦点を当て、就活生の皆さんに向けて「NTTとは何か?」、「NTTグループとは何か?」について解説します。
日本の通信インフラを支えるNTTには、たくさんの関連企業がありますが、それぞれの役割や違いが分からない方も多いでしょう。この記事を読むことで、NTTグループの全体像が把握できるようになります。
- NTTグループに興味を持つ就活生
- NTTグループに転職を検討している方
- NTTグループに投資を検討している方
通信業界でのキャリアを目指す皆さんにとって、NTTグループの理解は必須です。この記事が、あなたの就職活動の一助となることを願っています。
それでは説明していきます。
NTTとは何か?
NTT(日本電信電話株式会社)は、日本の電気通信事業を担う最大手企業です。その歴史は、1985年の日本電信電話公社(当時国営事業)の民営化に始まります。通信事業において国内外で幅広いサービスを展開しており、インターネット回線業界においても圧倒的なシェアを誇っています。
NTTグループは、通信事業を中心に情報通信技術(ICT)を活用したさまざまなサービスを提供しています。
その事業領域は、電話サービスやインターネット接続サービスからデータセンター事業やクラウドサービス、さらにはIoT(インターネット・オブ・シングス)やAI(人工知能)技術を活用したソリューション提供にまで及んでいます。
- 売上高:11兆9,349億円
- 営業利益:1兆6,713億円
- 従業員数:303,350人
営業利益率は14%。
ちなみに、営業利益率は5%を越えると優秀な企業です。
また、国内通信キャリアの3分の2のシェアをNTTグループが占めているのもびっくりですよね。
NTTグループの主要な事業会社
NTTグループは、以下のような事業会社を中心に構成されています。
- NTT東日本・NTT西日本(地域通信事業)
- NTTデータ(情報通信システムインテグレーション事業)
- NTTドコモ(移動通信事業)
- NTTコミュニケーションズ(長距離・国際通信事業)
これらの会社は、それぞれ異なる通信サービスやICTサービスを提供しており、連携してグループ全体の事業展開を行っています。
NTT東日本・NTT西日本
NTT東日本とNTT西日本は、それぞれ東日本地域と西日本地域で電気通信事業を展開しています。インターネット接続サービスの「フレッツ光」や固定電話サービスを提供しており、市民生活に密接した通信インフラを整備・運用しています。また、企業向けには、高品質な通信網やICTソリューションを提供しており、ビジネス環境の変化に対応したサービスを展開しています。
NTTデータ
NTTデータは、システムインテグレーション事業を中心に、コンサルティングからシステム開発、運用・保守まで一貫したITサービスを提供しています。また、金融、公共、製造業、通信、流通・サービス業など、幅広い業種に対応したソリューションを展開しており、世界各地に拠点を持ち、グローバル市場での事業展開も行っています。
NTTドコモ
NTTドコモは、移動通信事業を展開しており、携帯電話やスマートフォンの通信サービスを提供しています。最先端の通信技術を活用し、高速・大容量のモバイル通信網を整備しています。また、携帯電話を活用した電子マネーや位置情報サービスなど、多様な付加価値サービスも展開しています。
NTTコミュニケーションズ
NTTコミュニケーションズは、長距離・国際通信事業を担当しており、国内外の通信インフラを整備・運用しています。また、企業向けに高品質な通信網やデータセンターサービス、クラウドサービスなどを提供し、グローバルなビジネス環境に対応したICTソリューションを展開しています。
NTTグループの研究開発
NTTグループは、独自の研究開発を行っており、先端技術の開発や応用を通じて、新たな事業やサービスの創出に取り組んでいます。NTT研究所では、通信技術やAI技術、量子コンピュータなどの次世代技術を研究し、グループ全体の技術基盤を支えています。
また、社会課題の解決や持続可能な発展を目指すために、環境・エネルギー技術や医療・健康技術、スマートシティ技術などの分野にも積極的に取り組んでいます。これらの研究開発成果は、グループ各社の事業やサービスに反映され、社会に貢献しています。
NTTは元国営事業
NTTの誕生背景は日本電信電話公社という元国営事業が民営化したことに始まります。
ちなみに、民営化とは国が経営していた事業を民間企業に変えることでして、NTTの他にJRや日本郵政などが同じように民営化しています。
民営化の理由は「通信の自由化」です。
1980年代に発生した第2次オイルショックより財政が悪化しました。
そこで政府は費用削減の一環として、日本電信電話公社などの国営事業を国でコントロールするより、市場で競争させた方が効率的な経営になるだろうと考え、日本電信電話公社を民営化、つまり通信の自由化を実施しました。
これこそが民営化の背景です。
NTT東日本とは
NTT東日本は、NTTグループの地域通信事業を担当する企業で、主に新潟県、長野県、山梨県より東側を拠点として展開しています。同社は、広域での電話サービスやインターネット接続サービス、企業向け通信サービスなど、多岐にわたる通信サービスを提供しており、日本の情報通信インフラの一翼を担っています。
売上高が1兆7,261億円、営業利益が2,640億円、従業員数が5,085人という規模を誇り、営業利益率は15%を達成しています。これらの数値は、NTT東日本が持つビジネスの強みを示しています。
NTT東日本のサービス区分
NTT東日本は、主に以下のようなサービスを提供しています。
- フレッツ光: 光ファイバーを使用した高速インターネット接続サービスで、最大1Gbpsの通信速度を実現しています。2001年からのわずか20年間で契約件数が0から1,272万件にまで増加し、日本人の10人に1人が利用している計算になります。
- ADSL: 従来の電話回線であるメタルケーブルを使用したインターネット接続サービスで、最大通信速度は50Mbpsです。フレッツ光と比べると通信速度が劣りますが、光回線が整備されていない地域でのインターネット接続手段として利用されています。
- 企業向け通信サービス: 企業や官公庁などの法人顧客向けに、専用回線やデータセンターサービス、クラウドサービスなどの情報通信インフラを提供しています。
これらのサービスにより、NTT東日本は個人や法人顧客の情報通信ニーズに応えるとともに、地域社会の情報通信インフラの整備・発展に貢献しています。
NTT東日本の強みと特徴
NTT東日本の強みと特徴は、以下のような点にまとめられます。
- 広域ネットワークの構築・運用能力:NTT東日本は、広域にわたる通信インフラを維持・運用しており、そのネットワーク設計や構築、運用管理のノウハウが豊富です。これにより、安定した通信サービスを提供できるだけでなく、災害時などの緊急時にも迅速に対応することができます。
- 技術開発力:NTTグループ全体の研究開発力を背景に、最新技術の導入やサービス開発を行っています。これにより、市場ニーズに合ったサービスを提供し続けることができます。
- 地域密着型のサービス展開:地域ごとの特性やニーズに応じたサービス展開を行っており、地域社会とのつながりを強化しています。これにより、地域の情報通信インフラの整備や発展に貢献しています。
NTT東日本の将来展望
NTT東日本は、今後も情報通信技術の発展や市場環境の変化に対応し、新たな価値創造を目指して事業展開を進めていくでしょう。具体的には、以下のような取り組みが期待されます。
- 5G/6Gの普及・活用:次世代通信技術である5Gや6Gの普及・活用を進めることで、より高速・大容量な通信サービスを提供し、新たなビジネスやサービスの創出を促進します。
- IoT・AI・ビッグデータの活用:IoTやAI、ビッグデータ分析などの先端技術を活用し、スマートシティやインダストリー4.0などの社会インフラ整備に貢 します。また、これらの技術を活用した新たなサービスやソリューションを開発・提供することで、企業や地域社会のデジタルトランスフォーメーションを支援します。
- サイバーセキュリティの強化:情報通信インフラの重要性が高まる中、サイバーセキュリティ対策の強化が求められています。NTT東日本は、セキュリティ技術の開発やサービスの提供を通じて、企業や個人の情報資産を守る取り組みを進めます。
- エコロジー・サステナビリティへの取り組み:環境に配慮した事業活動を行い、地球環境の保全に貢献します。また、社会全体のサステナビリティに寄与するサービスやソリューションの開発・提供を通じて、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを支援します。
以上のように、NTT東日本は、情報通信技術の発展や市場環境の変化に対応し、新たな価値創造を目指して事業展開を進めていくことが期待されています。
NTT西日本とは
富山、岐阜、静岡より西側を拠点とするNTT西日本は、NTTグループ内で地域通信事業を担う企業で、NTT東日本とは対をなす存在です。
NTT西日本の主な事業内容
NTT西日本は、以下のような主な事業を展開しています。
- 固定通信事業:電話回線やインターネット接続サービス、光ファイバーサービス(光コラボレーションモデル)などのインフラを提供しています。特に光ファイバーサービスは、高速通信が求められる現代において非常に重要な役割を果たしています。
- モバイル事業:NTTドコモをはじめとしたモバイル通信サービスの提供や、それに関連する端末の販売、サポートなどを行っています。
- ICTソリューション事業:企業向けに、システムインテグレーションやクラウドサービス、データセンターなどのICT(情報通信技術)関連サービスを提供しています。
NTT西日本の特徴と取り組み
NTT西日本は、以下のような特徴や取り組みがあります。
- 広範囲なサービスエリア:富山、岐阜、静岡よりも西側のエリアをカバーしており、特に離島を多く所有していることから、通信インフラ整備の課題が大きい地域でもサービスを提供しています。
- 高い効率性:従業員数がNTT東日本(5,085人)と比較して3分の1以下の1,600人でありながら、売上高や営業利益の規模で肉薄していることから、経営効率や事業運営の高いパフォーマンスがうかがえます。
- 地域密着型のサービス展開:地域通信事業を担当する企業として、地域のニーズに合わせたサービスやインフラ整備に積極的に取り組んでおり、地域社会と連携しながらビジネスを展開しています。
- 先進技術への取り組み:5GやIoT(インターネット・オブ・シングズ)などの先進技術への取り組みを積極的に行い、新たなサービスやビジネスモデルの開発を進めています。
以上のように、NTT西日本は広範囲なサービスエリアや高い効率性を持ちながら、地域密着型のサービス展開や先進技術への取り組みを行っている企業です。
就活生にとっては、その地域での通信インフラ整備やICTソリューション提供を通じて社会に貢献できるという点や、新たな技術開発を通じて自己成長が期待できる環境が整っているという点で、魅力的な企業と言えるでしょう。
NTT西日本の主な事業領域と取り組み
NTT西日本は、さまざまな事業領域において積極的な取り組みを行っています。以下に主な事業領域とそれぞれの特徴を挙げます。
- 通信インフラサービス:光ファイバーやデータセンターなど、通信インフラの整備や運用を行っています。特に、地域の特性を考慮したインフラ整備に取り組んでおり、例えば離島では高速インターネット環境の整備やICTを活用した地域活性化を目指しています。
- ICTソリューション:クラウドコンピューティングやセキュリティ対策、AI技術などを活用したICTソリューションを提供しています。地域密着型のサービス展開を重視し、地域のニーズに合わせたソリューションを開発しています。
- 研究開発:次世代の通信技術やICT技術の研究開発に力を入れています。5GやIoT、AI技術などの先進技術を取り入れた新しいサービスやビジネスモデルの創出を目指しており、技術革新に対応したビジネス展開が期待されています。
- 環境対策:省エネルギーやリサイクル技術を活用し、環境負荷の低減に努めています。また、自然エネルギーの活用やICT技術を活用したスマートシティの構築など、持続可能な社会づくりにも貢献しています。
これらの事業領域と取り組みを通じて、NTT西日本は通信インフラ整備やICTソリューション提供だけでなく、研究開発や環境対策にも力を入れており、幅広い分野で社会に貢献している企業です。
NTTデータとは
NTTデータは、日本電信電話株式会社(NTT)グループの一員であり、システムインテグレーション(SI)をはじめとする情報通信技術(ICT)サービスを提供しています。
システムインテグレーションとは、顧客企業の要求に合わせて、ハードウェアやソフトウェアを組み合わせて情報システムを構築・運用するサービスのことです。
NTTデータの事業領域は、クラウド事業、テレワーク事業、スマート農業事業、ITサービス事業、ソフトウェア事業など幅広く、国内外で多岐にわたるサービスを展開しています。また、グローバル展開にも力を入れており、多くの海外企業と連携して事業を拡大しています。
NTTデータの強み
NTTデータは、官公庁の仕事を獲得しやすいことが大きな強みとなっています。その理由は、かつて国営事業であったことから、政府とのパイプが太く、公共分野の大型案件に強いポジションを築いているためです。これにより、安定した収益基盤を確立しています。
また、海外に強いのもNTTデータの大きな特徴のひとつです。その背景には、海外企業の買収・合併(M&A)に積極的に取り組んでいることが挙げられます。例えば、アメリカの大手PCメーカーであるDELLを買収し、北米市場での事業拡大を果たしています。これにより、従業員の約95,000人が海外グループに所属しており、グローバルなビジネス展開が可能となっています。
NTTデータの事業領域
NTTデータの事業領域は、2020年度のセグメント別決算資料に基づいて以下の5つに分類されています。
- 公共・社会基盤:4,137億円
- 金融:5,055億円
- 法人・ソリューション:4,280億円
- 北米:4,193億円
- EMEA・中南米:4,497億円
これらの事業領域を通じて、NTTデータは国内外で幅広い顧客に対して、最先端のICTソリューションを提供しています。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を支援するサービスも展開しており、企業の競争力向上に貢献しています。
NTTドコモとは
NTTグループ最大の売上高を誇るNTTドコモは、移動通信事業の代表的なグループ会社です。携帯電話やスマートフォンの通信サービスだけでなく、データ通信、インターネット接続サービス、電子決済など、事業領域は非常に広く、多岐にわたります。
NTTドコモの事業領域
NTTドコモの事業領域はとにかく広いです。なんでもやっています。具体的な事業領域は以下の内容です。
- 5G(第5世代移動通信システム):次世代の高速通信規格。より高速で大容量な通信が可能。
- キャッシュレス:dポイントを利用した「d払い」「iD」の2本柱で現金代替を推進。
- eスポーツ:「X-MOMENT」というeスポーツリーグを経営。プロゲーマーやチームが参加する大規模なイベント。
- 携帯電話事業者:国内シェアの4割を占める携帯電話事業。ahamoも新しく始まり、今後の動きが注目される。
- インターネット回線:ドコモ光を展開し、KDDIと顧客獲得争いを繰り広げている。
- 音楽:dヒッツという定額音楽サービスを展開。多くの楽曲が聴き放題。
- 動画配信サービス:ニュース動画や音楽ライブに強みを持つdTVをエイベックスと提携して展開しています。さらに、アニメやドラマ、映画など幅広いジャンルのコンテンツも取り揃えており、NTTドコモのユーザーに多様なエンターテインメントを提供しています。また、dTVチャンネルというサービスも展開しており、専門チャンネルを通じて様々なジャンルのコンテンツを楽しむことができます。
- その他のサービス:NTTドコモは、スマートフォンアプリやウェブサービスなどの提供を行っており、例えば、音楽ストリーミングサービスの「AWA」や、電子書籍サービスの「dマガジン」などがあります。これらのサービスは、ドコモの通信料金と一緒にまとめて支払うことができるため、利便性が高まっています。
5Gについては、「5Gについて解説した記事」でも詳しく説明しています。
新サービス「ahamo」について
ahamoは、NTTドコモが提供する新しい格安スマホプランです。従来のキャリアプランとは異なり、シンプルでわかりやすい料金プランが特徴で、月額料金は一律で提供されています。
また、データ通信容量が大幅に増え、低価格で高品質な通信サービスが利用できるため、若者を中心に人気を集めています。
NTTドコモの強み
NTTドコモは、以下のような強みを持っています。
- 圧倒的なシェア:国内シェアの4割を占めることから、業界での発言力や競争力が非常に高いです。
- 豊富なサービスラインアップ:通信サービスだけでなく、決済や動画配信など幅広いサービスを提供しており、顧客満足度を高めています。
- 高品質な通信インフラ:国内外で高速かつ安定した通信インフラを持っており、顧客に快適な通信環境を提供しています。
- 独自の技術開発力:5GやIoTなどの最先端技術を開発・導入することで、競合他社との差別化を図っています。
- 強固なブランド力:ロングセラー商品やサービス、企業イメージを確立することで、顧客からの信頼を獲得し、継続的な利益を生み出しています。
NTTコミュニケーションズとは
NTTコミュニケーションズは、NTTグループの一員であり、長距離国際通信事業を担当する企業です。
NTTコミュニケーションズの事業領域
NTTコミュニケーションズの主な事業領域は以下の3つです。
- クラウド
- MVNO(モバイル仮想通信事業者)
- インターネット回線
クラウド事業
クラウド事業では、クラウドコンピューティングを提供しています。クラウドコンピューティングとは、「コンピューターやソフトウェアを自らが保有するのではなく、クラウド事業者のコンピューターやソフトウェアをネットワーク越しにサービスとして利用すること」を指します。
NTTコミュニケーションズは、レンタルサーバーの強みを生かしてクラウド事業を展開し、個人向けサービスに力を入れています。
MVNO事業
MVNO(モバイル仮想通信事業者)は、格安SIMを提供する事業者のことを指します。NTTコミュニケーションズは、OCNモバイルONEという格安SIMサービスを展開しています。
※MVNO=Mobile Virtual Network Operatorの略
インターネット回線事業
NTTコミュニケーションズは、インターネット接続サービスや専用線サービスを提供しており、企業や個人に向けて高品質なインターネット環境を構築しています。国内最大規模のインターネットサービスプロバイダ(ISP)であるOCNを運営しており、安定したネットワーク品質と高速なデータ転送を実現しています。
NTTコミュニケーションズのセグメント
下図は、NTTコミュニケーションズのセグメント別の収益です。
2020年度営業収益 | |
合計 | 10,370億円 |
データネットワーク | 3,830億円 |
ボイスコミュニケーション | 2,160億円 |
ソリューション | 2,350億円 |
クラウド基盤 | 1,060億円 |
1番の稼ぎ頭がデータネットワークであることがわかります。データネットワークのサービス内容としては、高品質なネット環境をクラウドなどを通して構築することが主な目的です。
NTTコミュニケーションズの魅力
NTTコミュニケーションズの魅力は、まずその規模と安定性にあります。NTTグループの一員として、業界をリードする技術力とインフラを所有。また、幅広い事業領域を持っているため、就活生はさまざまな分野でキャリアを築くことが可能です。
さらに、NTTコミュニケーションズは、技術革新を追求し続ける企業文化が根付いています。最新技術を取り入れたサービスやソリューションを次々に生み出すことで、常に市場のニーズに応えることが可能。
まとめ
NTTグループは、日本を代表する情報通信企業グループであり、その特徴は幅広い事業領域と高い技術力にあります。グループ内には、NTT東日本・NTT西日本、NTTデータ、NTTドコモ、NTTコミュニケーションズなど、多岐にわたる事業を展開しています。
NTT東日本・NTT西日本は、地域通信事業を担当し、電話やインターネット接続などの基盤インフラを提供しています。これにより、地域社会の発展と情報通信技術の普及に貢献しています。
NTTデータは、情報通信システムインテグレーション事業を展開しており、システム開発やITコンサルティングを行っています。企業や官公庁のデジタルトランスフォーメーションを支援し、効率的な情報システムを構築しています。
NTTドコモは、移動通信事業を担当しており、高品質な携帯電話サービスやデータ通信を提供しています。スマートフォンの普及や5G技術の開発など、最先端の技術を活用しています。
NTTコミュニケーションズは、長距離・国際通信事業を展開し、データネットワーク、ボイスコミュニケーション、クラウドサービス、ソリューションなどの幅広い分野でサービスを提供しています。企業のICT環境を支え、業務効率化やコスト削減を実現しています。
NTTグループの魅力は、その安定性と規模、さらには革新的な技術開発に力を入れている点です。就活生にとって、NTTグループは多様な分野でキャリアを築くことができる魅力的な企業グループであり、情報通信技術を活用して社会に貢献できる環境が整っています。これらの特徴を考慮し、就活生はNTTグループ各社を検討する際に、自分の興味やスキルに合った企業を選ぶことが重要です。
また、NTTグループは国際的な事業展開も行っており、グローバルな視野を持ちながらキャリアを築くことが可能です。これにより、将来的に海外での活躍を目指す就活生にとっても、有望な選択肢となっています。
最後に、NTTグループの企業文化は、技術革新や市場ニーズへの柔軟な対応が求められるため、自ら学び、成長し続ける意欲を持つ就活生にとって、刺激的で成長できる環境が整っています。
総じて、NTTグループは多様な事業領域を持ち、技術革新や市場ニーズへの対応力が高い企業グループです。就活生は、自分の興味やスキルに合わせて、NTTグループの各企業を検討し、情報通信技術を活用して社会に貢献できるキャリアを築くことができます。
通信業界に属する企業の営業成績については、「インフラ業界優良企業ランキンング記事」でも詳しく解説しています。
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