お疲れ様です!
インフラ業界総合職で現在入社5年目のゆうゆうと申します!
就活生から以下のような相談を受けます。
- 面接で気になるニュースを聞かれた時にSDGsについて理解していることをアピールしたいです
- 気候変動について興味はあるけど分かってないし、面接の場で聞かれたらどうしたらいいですか?
などと考えてませんか?
最近は面接の場でSDGsに対する質問が増えてきています。
また、優良企業かを判断する指標として「SDGsに取り組んでいるか」を逆に質問するのも有効な手です。
今回の記事を読んでいただければ、気候変動の基本的な知識が手に入り、面接時に「SDGs等の国際問題に関心があること」「志望度が高いこと」をアピールできるようになります!
具体例にはインフラ業界企業を使わせてもらいます。
今回説明するのは以下の内容です。
- SDGs13「気候変動」とは
- インフラ企業の取り組み例
- 面接での回答例
また、今回の記事では以下のような読者を想定しています!
- インフラ業界を目指す就活生 ← メイン
- インフラ業界へ転職を考えてる人
- SDGs13「気候変動」に詳しくなりたい人
それでは説明していきます!
SDGs13「気候変動」とは
SDGsについて
SDGs(エス・ディー・ジーズ)は日本語で「持続可能な開発目標」と言う意味です!
ちなみに、SDGsはSustainable Development Goalsの略語です!
SDGsは2015年の国連サミットで決定された、「2030年までに国連加盟国193ヵ国が達成する『17の目標』と『169のターゲット』」のことを指します!
17の目標には、1つの国では達成することが困難な問題である「貧困」、「不平等」、「気候変動」などの達成が含まれています。
169のターゲットとは、17の目標に対する具体的な小さな目標であり、各目標に振り分けられてます。
これらを2030年までに達成することで、僕たちの子供や孫の世代まで持続可能な社会を作ることがSDGsの担う重要な課題なんです。
現在は人生100年時代です。
そのため、僕たちはひ孫にまで会う可能性は十分あります。
ひ孫に会ったときに「なんで僕たちの生きていく世界のことを考えて、気候変動を止めてくれなかったんだ!」と言われたくないですよね。
だから、僕たちはSDGsには取り組まなければいけないんです。
ちなみに、SDGsについては「SDGsについての面接対策記事」「SDGs・ESG・CSRの関係性についての記事」でも詳しく解説しています!
SDGs13「気候変動」
本記事のテーマであるSDGs13について説明します!
SDGs13は「気候変動に具体的な対策を」と言う目標です。
具体的には「気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる」と言う内容でして、
人間の活動による気候変動が暴風雨や災害を増加させており、紛争のきっかけとなる食糧・水不足などの悪化を防ぐことが課題となっています。
そして気候変動を解決するためのSDGs13のターゲットには以下のような項目があります。
- 13.1 すべての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靭性(レジリエンス)及び適応力を強化する。
- 13.3 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。
※強靭性(レジリエンス):「変化の激しい環境であっても、適応できる力」のこと
気候変動について
「そもそも気候変動とは何か?」について説明します。
気候変動と大量絶滅
地球上では人間が生まれる前に5回も大量絶滅を経験しています。
そして、恐竜の場合を除く大量絶滅は温室効果ガスが原因であることを示すデータが揃っています。
どの場合の大量絶滅も、4分の3以上の動物が姿を消しました。
しかも、数字で言うとたった5℃の上昇で。
つまり、気候変動による大量絶滅は過去から実績のある、とても危険な課題なんです。
現在、それらの大量絶滅時の10倍の勢いで二酸化炭素を出しており、産業革命前で比べると100倍の勢いで二酸化炭素を排出しているそうです。
そして、化石燃料を燃やしてできた大気中の二酸化炭素は過去30年間で発生したものが半分以上だそうです。
文明の進化に伴って、二酸化炭素の排出量が増えてるのは数字からも分かりますよね。
そして、このペースで二酸化炭素を排出し続けると2100年までに平均気温が4℃以上上昇します。
ちなみに、4℃上昇まで行ってしまうと僕たちは地球で暮らすことはできません。
以下、簡単に2℃上昇の例と4℃上昇の例を説明していきます!
- 地表の氷がなくなる
- 4億人が水不足になる
- 赤道付近は住むことが困難になる
- 地球規模の食糧危機が毎年起きる
- アフリカ大陸、オーストラリア大陸、日本は洪水と高温と砂漠化で住めなくなる
- 気象災害の数が激増し、損害が世界全体で600兆ドルは必要になる(現在の富の2倍)
上の例から、2℃上昇するだけでも大変なことが分かりますよね。
国際的な科学雑誌「ネイチャー」に載った研究で、温暖化が1.5℃上昇するか、2℃上昇するかの違いで大気汚染によって亡くなる人が1億5000万人変わることが試予想されています。
したがって、二酸化炭素等の温室効果ガスを排出し続けることは、気候変動を進めてしまう行動なのです。
ちなみに、現在地球温暖化によって、地球が何℃暖かくなったか知ってますか?
1880年頃と比較して、「約1℃」暖かくなったと言われています。
毎年、ニュースで「過去10年間で最強の台風」みたいな話を聞きますよね。
このたった1℃が、大きいのかなと思ってしまいますよね。
気候変動と経済成長
気候変動は経済成長に大きな悪影響を与えます。
日本のように温帯に属する国、平均気温が1℃上昇するごとに、毎年GDP1%分相当の損失が発生します。
数字で言うと、約7兆円です!!
具体的に言うなら、日本企業の利益(経常利益)ランキングトップ3である
- トヨタ:約4兆円
- NTT:約1.8兆円
- 三菱UFJ:約1.5兆円
を合計したら約7兆円です。
つまり、温暖化が1℃上昇すると、トップ3社が稼ぐ利益が毎年気候変動対策に消えていくような感じです。
しかも、すでにもう排出してしまった二酸化炭素だけでも1.5℃上昇することが分かっています。
気候変動が進むほど経済成長自体が望めなくなるため、これからの私たちの行動が何年間も経済に影響を及ぼじてしまうのです。
気候変動については「SDGsとカーボンニュートラルの関係性についての記事」「SDGsとクラウドの関係性についての記事」でも詳しく解説しています!
インフラ企業の取り組み例
それではインフラ業界の気候変動に向けた取り組み事例を解説していきます!
今回紹介するのは、以下の3社です!
- JR東海(鉄道業界)
- JAL(航空業界)
- JERA(電力業界)
それでは説明していきます!
JR東海(鉄道業界)
鉄道業界の優位性
そもそも鉄道業界は気候変動への対策と非常に相性が良いです。
鉄道の輸送量(人キロ)に占める割合は、全ての輸送手段のなかで、1番目に高い自動車(57%)に次いで、2番目(30%)に高いです。
しかし、エネルギー消費量に占める割合は全体の4%(自動車は83%)、CO2排出量に占める割合は全体の6%(自動車は80%)です。
また、飛行機と比べても、鉄道のエネルギー消費量は8分の1、CO2排出量は12分の1です。
このデータから、鉄道がエネルギー効率が高く、地球環境に優しい移動手段であることがわかると思います。
そのため、自動車や飛行機を使用している部分を鉄道に変えるだけでもSDGs13達成には近づくのです。
新幹線の省エネルギー化
JR東海は東海道新幹線の省エネルギー化を進めてます。
特に、2020年度から導入されたN700Sの性能は高く、1992年の300系と比較すると28%の電力消費量削減、2013年のN700Aと比較すると6%の電力消費量削減となってます。
わずか2013年から2020年の7年間で電力消費量を6%も減少させるJR東海の技術力には驚きますよね。
これらは車両の軽量化、空気抵抗を考慮した車体の製造、またコンピューターを制御するパワー半導体を低消費電力で動くSiC(シリコン・カーバイド)素子を使ったことなどが理由となっています。
省エネルギー化を進めることで、費用削減だけでなく、環境問題も解決してしまう部分がJR東海らしさを感じます。
JR東海に関しては「JRについての解説記事」でも詳しく解説しています。
JAL(航空業界)
JALのSDGs13(気候変動)に対する取り組みの中で今回紹介するのは「大気観測プロジェクト」についてです。
現在、多くの研究機関が二酸化炭素の濃度と分布状況について調査をしています。
なぜならば、二酸化炭素を削減するためには、温室効果ガスがどの場所に多いのか少ないのかを正確に把握し、
二酸化炭素が多い場所にはどんな理由があるのかを仮説するための現状把握が必要だからです。
しかし、多くの研究で地上付近のデータは多く集まったのですが、上空のデータを集めるのは難しいという課題がありました。
そこでJALが行った研究は航空機のメリットを活かして、地上から垂直方向の二酸化炭素の濃度データを収集するというものでした。
具体的な取り組みは2つあります。
1つ目は、貨物室の中に飛行中に自動で二酸化炭素濃度を計測する観測装置を設置し、二酸化炭素濃度データを2ヶ月ごとに回収すること。
2つ目は、「自動大気採取装置」という上空の大気自体を採取する15kgのカプセルを機内に搭載し、大気を採取するたびにつくばの研究所に送ること。
この2つのデータを統合して、二酸化炭素濃度の3次元マップを作成しています。
コロナ禍の経営困難な中でも、地球環境のために研究を続けているJALの使命感って、本当にすごいと感じます。
JALについては「ANAとJALの違いについての解説記事」でも詳しく説明しています!
また、企業の情報を収集する方法については「OB・OG訪問に絶対に行くべき理由についての記事」でも詳しく説明しています!
JERA(電力業界)
2015年に東京電力と中部電力の共同出資によりできた電力会社JERA(ジェラ)。
JERAは日本の火力発電電力量の半分を担うエネルギー会社です!
JERAはカーボンニュートラル(二酸化炭素差し引きゼロ)を実現するために「ゼロエミッション2050」を掲げて環境問題に取り組んでいます。
ゼロエミッションの内容は「再生可能エネルギー」と「ゼロエミッション火力」の2つの手段で二酸化炭素を出さない世界を目指すというものです!
以下、「再生可能エネルギー」と「ゼロエミッション火力」について説明します。
再生可能エネルギー
JERAが行っている再生可能エネルギーの主力商品は洋上風力発電です。
簡単にいうと、洋上風力発電とは海上に風車を建てて発電をする方法です。
洋上風力発電は2040年までに120兆円もの投資が集まると見込まれる産業であり、日本で特に期待されている発電方法の一つです。
なぜなら、日本は国土は狭いが、世界第6位の排他的経済水域を持つ世界有数の海遊国家です。
JERAは日本企業の中で唯一、洋上風力発電を推進するグローバル企業で構成された「海洋再生可能エネルギー連合」に参加している企業です。
JERAの洋上風力発電で注目すべきなのは「フォルモサ」プロジェクトです。
「フォルモサ」プロジェクトとは台湾で行われる洋上風力発電でして、1回目のプロジェクト「フォルモサ1」、
2回目のプロジェクト「フォルモサ2」ともに入札で勝ち取り、再生可能エネルギーの未来に貢献しています。
ゼロエミッション火力
現在、日本のエネルギー供給の4分の3以上を火力発電が占めています。
その火力発電の二酸化炭素をいかに減らすかが地球温暖化の課題になっています。
その課題に対して、JERAは石油からアンモニアと水素への代替を進めています。
アンモニアと水素の燃焼には二酸化炭素の排出がないです。
それらの性質を活かして二酸化炭素の排出量を減らしていくことで、SDGsの達成に繋げていくんです。
上記の2式から、アンモニア燃焼も水素燃焼も二酸化炭素を排出しないことが分かりますよね。
具体的には、アンモニアに関しては2024年にアンモニアを20%含んだ燃料を用いた火力発電を行なっていく予定です。
また、水素に関しては運搬方法が困難であるため、一旦アンモニアに代えてから再度抽出する方法や液体になるまで冷やす方法などの試行が多く行われています。
再生可能エネルギーは気候の影響を受けるため、供給が不安定という特徴があります。
そのため、今後も電力の安定供給ができる火力発電は必要です。
そんな、火力発電から二酸化炭素の排出が止まる時が来れば良いですね!
JERAについては「電力業界についての業界研究記事」「ガス業界についての業界研究記事」でも詳しく説明しています!
面接での回答例
今回の面接回答例では「気になるニュース」について、質問された時の回答方法を説明します。
ここが重要なのですが、「気になるニュース」について回答するときには、「面接に来ている企業のニュース」を説明してください!
理由は志望動機が高いことをアピールできるからです。
面接官が一番気にするのは「自社が第一志望か」です。
そのため、気になるニュースの回答として、自社のニュースについて説明されると、「この学生はいつも自社のニュースをチェックしている。
つまり、志望度が高い。」と面接官は考えてくれます。
今回の回答例では、「気になるニュース」についての質問が来た際に、SDGs13(気候変動)への取り組みのニュースを伝えることで、
「志望動機が高いこと」と「時事ネタに関心が高いこと」をアピールしていきます!
それでは以下の順番で企業の回答例を解説していきます。
- JR東海(鉄道業界)
- JAL(航空業界)
- JREA(電力業界)
JR東海(鉄道業界)
面接前の準備
それでは面接前の準備として、JR東海のニュースを調べましょう!
Googleの検索等で「”JR東海” ”ニュース” ”二酸化炭素”」と調べてみてください!
そうすると、JR東海の二酸化炭素の取り組みに関するニュースが出てくると思います。
例えば、僕が検索すると10日前に「JR東海が世界初、架線電圧維持を新幹線車両側から可能に!」というニュースが上がってました。
ちなみに、ニュース内容を簡単に説明しますね。
〜以下、ニュース内容〜
架線とは電車の上にある電気が流れる線のことで、この架線に流れる電圧が低いと新幹線を動かすのに必要なエネルギーが足りず不具合が発生します。
そのため、電圧維持する設備が必要なのですが、今まではその設備を地上に設置して電圧を維持してきました。
しかし、地上設備の場合、何箇所にも設置する必要があるため、電圧維持設備のために多くの電力やメンテナンスへの労力を使ってきました。
今回の研究で新幹線側から電圧維持ができるようになりました。
その結果、地上にある電圧維持設備の数を減らせることができるようになり、年間約2000万kWhの電力消費量を削減できるようになりました。
電力消費量が減るということは二酸化炭素の削減に繋がるのです。
それでは、このニュースの内容を覚えて本番に望みます。
ちなみに、今回の記事で紹介するようなインフラ企業の多くは、SDGsに力を入れています。
そのため、どの時期に二酸化炭素のニュースを調べても、面接で使える最近のニュースが見つかるので安心してください!
面接本番
それでは面接です。
面接官から気になるニュースに聞かれるとします。
〜以下、面接〜
面接官「最近の気になるニュースを教えてください!」
あなた「御社のニュースなのですが、御社の新幹線車両側から架線電圧維持を可能にしたというニュースです。
私はSDGsの特に気候変動の分野に関心がありまして、二酸化炭素削減に繋がる今回のニュースが記憶に残ってました。
そのニュースを読んだ際に、コロナ禍により経営が困難な中でも研究開発に投資を行い、二酸化炭素削減に繋がる研究を成功させている点に、
改めて御社の長期的視点と技術力の高さを知って、より一層入社したいと思いました。」
回答内容の解説
今回の回答例のポイントは「自分が面接の場で話したい内容のニュースを調べ、準備していたこと」です!
つまり、JR東海のSDGsへの取り組みである「二酸化炭素の研究」を知っていることを面接の場でアピールするために
あらかじめニュースを調べたことがポイントになってるんです。
そうすることでSDGsに関心のある時事ネタに詳しい学生であること、 JR東海のニュースに普段から関心がある志望度の高い学生であることがアピールできたのです!
JAL(航空業界)
面接前の準備
それでは面接前の準備として、JALのニュースを調べましょう!
Googleの検索等で「”JAL” ”ニュース” ”二酸化炭素”」と調べてみてください!
そうすると、先ほど説明したようなJALの二酸化炭素の取り組みに関するニュースが出てくると思います。
例えば、僕が検索すると2週間前に「北海道大学と二酸化炭素削減に向けた共同研究を行う」というニュースが上がってました。
そのニュース内容を覚えて本番に望みます。
面接本番
それでは面接です。
面接官から気になるニュースに聞かれるとします。
〜以下、面接〜
面接官「最近の気になるニュースを教えてください!」
あなた「御社のニュースなのですが、御社と北海道大学による温暖化対策への共同研究のニュースです。
私はSDGsの特に気候変動の分野に関心がありまして、その共同研究のニュースが記憶に残ってます。
そのニュースを読んだ際に、インフラ企業として人々の生活基盤を支えるだけでなく、
コロナ禍の影響により経営が難しい中でも地球環境のために研究を続けている御社の使命感に感銘を受け、
御社により一層入社したいと思いました。」
回答内容の解説
今回の回答例のポイントは「自分が面接の場で話したい内容のニュースを調べ、準備していたこと」です!
つまり、JALのSDGsへの取り組みである「二酸化炭素の研究」を知っていることを面接の場でアピールするために
あらかじめニュースを調べたことがポイントになってるんです。
そうすることでSDGsに関心のある時事ネタに詳しい学生であること、JALのニュースに普段から関心がある志望度の高い学生であることがアピールできたのです!
JERA(電力業界)
面接前の準備
それでは面接前の準備として、JERAのニュースを調べましょう!
Googleの検索等で「”JERA” ”ニュース” ”二酸化炭素”」と調べてみてください!
そうすると、JERAの二酸化炭素の取り組みに関するニュースが出てくると思います。
例えば、僕が検索すると2週間前に「JERAがオーストラリアで二酸化炭素を埋め立てる事業への参加」というニュースが上がってました。
ニュースの内容を簡単に説明すると、「液化天然ガス(LNG)を燃やして電気を作る際に発生する二酸化炭素を、オーストラリア沖の地下に埋める」事業にJERAも参加するという内容です。
二酸化炭素排出を減らしたいと考える太平洋沿いの国の需要をビジネスチャンスにしようという取り組みでして、非常に先見の名がある取り組みだと思います。
特に、オーストラリア自体が二酸化炭素排出率が世界で2番目に高い国ですし、投資する価値はありそうです。
ちなみに、二酸化炭素排出率1位はサウジアラビアです。
このニュース内容を覚えて本番に望みます。
面接本番
それでは面接です。
面接官から気になるニュースに聞かれるとします。
〜以下、面接〜
面接官「最近の気になるニュースを教えてください。」
あなた「御社のニュースなのですが、御社がオーストラリア沖に二酸化炭素を埋める事業への参加を決めたというニュースです。
私はSDGsの特に気候変動の分野に関心があるので、その事業参加のニュースが記憶に残ってます。
御社が推進しているゼロエミッション火力において、アンモニアや水素の燃焼を利用して必要な電力量を生産することはハードルの高い挑戦だなと思ってました。
今回のニュースを見て、『二酸化炭素を排出させないのではなく、排出しても大気に放出させない』事業にも投資をしていることを知り、
変化対応力がある企業だと改めて感じましたし、御社に入社して私も変化対応力を身につけたいと一層思うようになりました。」
回答内容の解説
今回の回答例のポイントは上で解説したJR東海やANAと同様に「自分が面接の場で話したい内容のニュースを調べ、準備していたこと」です!
つまり、JERAのSDGsへの取り組みである「二酸化炭素埋め立て事業への参加」、
またゼロエミッション火力を知っていることを面接の場でアピールするために
あらかじめニュースを調べたことがポイントになってるんです。
そうすることでSDGsに関心のある時事ネタに詳しい学生であること、JERAのニュースに普段から関心がある志望度の高い学生であることがアピールできたのです!
その他、気になるニュースの答え方
このような面接での気になるニュースについての答え方は「【当日の朝でも間に合う】気になるニュースの答え方」「SDGs5(ジェンダー平等)に対する気になるニュースの答え方」の記事でも詳しく解説しています!
まとめ
今回の記事では、就活面接で頻出の質問「気になるニュース」に対して、SDGs13「気候変動」に触れながら回答ができるように解説してきました。
今回の記事では以下の内容について説明してきました。
最初に気候変動とSDGsについて簡単に説明しました。
次に、インフラ企業のSDGs13への取り組み事例として、「JR東海」「JAL」「JERA」の事例を説明しました。
最後に「JR東海」「JAL」「JERA」の取り組み事例を用いながら具体的な面接での回答方法について説明しました。
今回、説明した方法で回答すれば「時事ネタに関心があること」「志望度が高いこと」をアピールできるようになります。
そして、この方法はどの企業でも使うことができます。
しっかりと練習して、内定を勝ち取ってください!!
「就活会議」と「キャリch」は無料で内定した先輩のエントリーシートが見放題のサービスです。
両方とも非常に有名かつ実績のあるサービスなので、少なくともどちらか一つは登録することをオススメします!
就活口コミサービス「就活会議」 【就活情報サイト-キャリch】エントリーシートの書き方については「ChatGPTと先輩のエントリーシートを活用した完璧なエントリーシート作成方法」「ChatGPTが自動で作成した衝撃のエントリーシートを12例紹介」などの記事を参考にしてください!