
お疲れ様です!
インフラ業界総合職で現在入社5年目のゆうゆうと申します!
「関東大手私鉄っていっぱいあるけど、違いって何?」
と、思ったことありませんか?
大丈夫です!
今回の記事を読んでいただければ、就活に必要な「関東大手私鉄上位3社」の業界研究を学ぶことができます。

今回説明するのは以下の内容です!
- 関東大手私鉄とは?
- 関東大手私鉄上位3社の特徴
それでは説明していきます!
関東大手私鉄とは?

そもそも私鉄とは?
私鉄とは簡単にいうと「JR」以外の鉄道企業を指します。
「国営事業」から「民間企業」になったJRとは異なり、
初めから「民間企業」だった鉄道会社が私鉄なんです。
JRに属する企業

JRとは以下の企業の総称です。
- JR東日本
- JR東海
- JR西日本
- JR九州
- JR四国
- JR北海道
- JR貨物
- (JR総研)
私鉄に属する企業

私鉄とは以下の企業の総称です。
- 東京メトロ
- 東急
- 東武鉄道
- 小田急電鉄
- 西武HD
- 京王電鉄
- 京浜急行電鉄
- 京成電鉄
- 相鉄HD
- 阪急阪神HD
- 近鉄グループHD
- 京阪HD
- 南海電気鉄道
- 名古屋鉄道
- 西日本鉄道
などです。
大手私鉄に関しては、「関西大手私鉄についての記事」「地方大手私鉄についての記事」でも詳しく解説しています。
コロナ禍での私鉄の特徴

従来から鉄道以外の分野にも多角経営を進めている大手私鉄は、JR各社と比較して売上高に占める割合のうち鉄道事業分野は低くなりがちです。
しかし、それでも鉄道事業は大切な利益面ですので、大きな利益減少に繋がっています。
今後は固定費の削減(不要な設備の売却や人員整理など)を進めていかないことには黒字に戻すことは難しそうですね。
関東大手私鉄の輸送上位3社とは?

関東大手私鉄の輸送上位3社は以下の企業です。
- 東京地下鉄(東京メトロ)
- 東急
- 東武鉄道
関東大手私鉄上位3社の特徴

東京地下鉄(東京メトロ)
- 売上高:2957億円(2021年3月期)
- 営業利益:▲402億円
- 従業員数:9881人
- 年間輸送人員:18億1948万人【1位】
東京都の都心地下鉄を運営している東京地下鉄。
東京地下鉄の輸送人員は全私鉄の中でぶっちぎり1番なんです。
なんと、輸送人員2位の東急に2倍以上の差をつけてます。

また東京地下鉄の特徴として、政府と東京都が大株主の非上場企業ということが挙げられます!
※非上場企業とは、その企業の株式が証券取引所で売買されていないことをいいます。
ちなみに、東京地下鉄としては完全に民営化をしたいそうですよ。
東京地下鉄は私鉄の中で1番鉄道にコミットしてる

東京地下鉄の最大の特徴は売上高(営業収益)に占める運輸(鉄道)収益の割合が他社と比べ、ぶっちぎり高いことです。
下の表は東京地下鉄の決算書です。
2020年度 | 2019年度 | |
連結営業収益 | 2,957億円 | 4,331億円 |
運輸営業収益 | 2,557億円 | 3,838億円 |
運輸の営業収益(2557億円)÷ 全体の営業収益(2957億円)を行うと
売上高(営業収益)に占める運輸(鉄道)収益の割合が86%であることがわかります。
これは運輸(鉄道)収益の割合が私鉄で2番目に高い東武鉄道の「23%」と比較すれば、どれだけ高い数字なのかが分かりますよね。

まさに東京地下鉄は私鉄の中で1番鉄道にコミットしてる企業です。
いや〜、レベチですね。
逆にいうと、コロナ禍の影響を大きく受けた企業の1つということになりますね。
東京地下鉄の運輸(鉄道)分野

ちなみに、東京地下鉄の線区は以下の路線です。
- 銀座線
- 丸ノ内線
- 日比谷線
- 東西線
- 千代田線
- 有楽町線
- 半蔵門線
- 南北線
- 副都心線
誰でもよく聞く、ドル箱路線ばかりですよね。
東急

- 売上高:9359億円(2021年3月期)
- 営業利益:▲316億円
- 従業員数:24790人
- 年間輸送人員:8億578万人【2位】
ブランドが強く、グループが非常に大きい東急。
なんと、鉄道事業を分社化して、2019年に「東京急行電鉄」から「東急」に企業名を変えているんです。
知らなかった人多いんじゃないですか?
※分社化とは、特定の事業を本体から切り離し、別会社に変えることです。
生活サービス事業が軸

下の表は東急の2020年度決算のセグメント別の表です。
2020年度 | |
営業収益合計 | 9,359億円 |
交通営業収益 | 1,519億円 |
生活サービス営業収益 | 6,035億円 |
生活サービスの営業収益が際立ってますね。
生活サービスの営業収益(6035億円)÷ 営業収益(9359億円)を行うと
売上高(営業収益)に占める生活サービス収益の割合が64%であることがわかります。
大きい数字ですね。
東急は生活サービスを中心に展開する企業と考えていいでしょう。
東急の生活サービス分野

東急の生活サービス分野を支えているのは以下の小売事業です。
- 東急百貨店
- 東急ストア
下図は2020年度決算の小売事業を昨年実績と月毎に比較です。
資料を見てわかるのがほとんどの期間が昨年度の売上高を下回っていることです。
やはり鉄道事業だけでなく、小売事業においてもコロナの影響は避けられないんですね。
東武鉄道

- 売上高:4963億円(2021年3月期)
- 営業利益:▲135億円
- 従業員数:20345人
- 年間輸送人員:6億7704万人【3位】
営業距離が私鉄の中で2番目に長い東武鉄道。
※ちなみに、1番は近鉄グループHDです。
東京スカイツリーなどの大人気不動産を所有してます。
また、日光東照宮で有名な日光観光に強いのも特徴です。
バランスのいい東武鉄道

下表は東武鉄道の2020年度決算セグメント別の表です。
セグメント名 | 2020年度営業収益 |
合計 | 4,963億円 |
運輸事業 | 1,557億円 |
レジャー事業 | 377億円 |
不動産事業 | 377億円 |
流通事業 | 2,123億円 |
運輸事業(1557億円)÷ 営業収益(4963億円)を行うと
売上高(営業収益)に占める運輸事業の割合が31%であることがわかります。
また、流通事業(2123億円)÷ 営業収益(4963億円)を行うと
売上高(営業収益)に占める流通事業の割合が43%であることがわかります。
このように東武鉄道は先ほどの2社に比べると事業に偏りがなく感じますね。
スカイツリー

他の鉄道会社とは異なり、東武鉄道の決算書には具体的な物件名「スカイツリー」が入ってますね。
東武鉄道全体のホテル業収益と25%しか変わらないスカイツリー恐るべしですね。
下の表は東武鉄道の決算資料の一部です。
2020年度営業収益 | 2019年度営業収益 | |
合計 | 390億円 | 720億円 |
ホテル | 72億円 | 173億円 |
スカイツリー | 48億円 | 128億円 |
ちなみに、スカイツリーはコロナになって集客に苦労しているそうですね。
そのため、期間限定で展望台入場料金を半額にしたり、人気アニメとコラボしたりと多くの施策を打ち出していますね。
鉄道業界にも関わらず、世の中に影響力のあるレジャー施設を扱えるのは東武鉄道の大きな魅力ですよね。
まとめ

今回の記事では、関東大手私鉄の輸送人員上位3社を決算書の数字を用いて徹底解説してきました。
説明したのは以下の内容でしたね。
- 関東大手私鉄とは?
- 関東大手私鉄上位3社の特徴
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