お疲れ様です!
インフラ業界総合職で現在入社5年目のゆうゆうと申します!
「就活と勉強の両立に苦労していてエントリーシートを書く時間がない」
「エントリーシートって何を書けばいいのかわからない」
「ChatGPTやDeePL翻訳って何?就職活動でも活用ができるの?」
今回の記事ではAIを駆使して、効率的にエントリーシートを作成する方法を具体例を用いながら解説します!
今回の記事構成は、以下の内容です。
- はじめに
- AIを活用したエントリーシート作成メリット
- AIを活用したエントリーシート作成方法
- 実際のAIを活用したエントリーシート作成事例紹介
- AIを活用する際に注意すべき点
また、今回の記事では以下のような読者を想定しています!
- エントリーシートを作るのに苦労している就活生
- エントリーシートを作るのに苦労している転職活動者
- ChatGPTに興味がある人
それでは説明していきます!!
はじめに
エントリーシートとは
エントリーシートとは、就職活動やインターンシップなどの際に企業に提出する自己PR用の書類です。
履歴書と異なり、自分自身をアピールする文章を書くことが求められます。
エントリーシート作成の重要性
エントリーシートは、面接前に企業が応募者の情報を知ることができる唯一の資料となります。
そのため、エントリーシートの内容や書き方は、合否に大きく影響することがあります。
また、エントリーシートを通じて自分自身の良さをアピールすることができるため、自己PRの機会としても非常に重要です。
エントリーシート作成の手間
エントリーシートは、自分自身をアピールする文章を書くことが求められるため、作成には一定の手間がかかります。
具体的には、以下のような作業が必要となります。
- 応募先の企業研究を行う
- 自己PRや志望動機など、自分自身をアピールする文章を書く
- 言葉遣いや表現、スペルミスのチェックなど、文章の修正を行う
しかし、一度作成してしまえば、同じ企業に応募する場合は内容を修正するだけで済むため、初めの手間をかけることが重要です。
AIを活用することで、手間と時間を大幅に削減できる
エントリーシート作成は、自分自身をアピールする文章を書くため、一定の手間がかかるものです。
しかし、最近では、文章生成AI「ChatGPT」や翻訳AI「DeePL翻訳」のようなAIを活用することで、エントリーシート作成にかかる手間と時間を大幅に削減することができます。
AIを活用することで、短時間で自分自身をアピールする文章を作成することができ、より効率的に作業を進めることができます。
AIを活用したエントリーシート作成のメリット
ChatGPTによる自己PRや志望動機の自然な表現の支援
ChatGPTは、文章の自動生成による文章作成支援をするため、自己PRや志望動機など、書き方が難しい部分の文章作成に活用できます。
ChatGPTに文章を入力することで、自然な表現の提案を受けることができ、より効率的に文章作成を進めることができます。
ChatGPTを活用した自動修正の利用によるスペルミスや文法ミスの防止
ChatGPTを活用することで、自動修正の機能を利用することができます。
これにより、スペルミスや文法ミスを自動的に修正することができ、文章の品質を向上させることができます。
DeePL翻訳を利用しながら調べることで、効率的な検索が可能
ChatGPTは、英語での学習が主体であり、日本語のような非ラテン文字に対しては、学習不足のために精度が低くなる傾向があります。
そのため、日本語での文章作成や検索には、精度の低下が生じることがあります。
そこで、DeePL翻訳を利用しながら、英語のサイトで情報を収集することで、ChatGPTを使った文章生成の精度を向上させることができます。
また、英語での情報収集が効率的に行えるため、より多くの情報を収集し、より質の高いエントリーシートの作成につなげることができます。
AIを活用したエントリーシート作成の方法
文章生成AI「ChatGPT」の使い方
ChatGPTは、文章生成AIの一種で、自然言語処理技術を用いて、人間のように文章を自動生成することができます。
まずは、ChatGPTを使うためには、パソコンやスマートフォンなどのデバイスが必要です。
そして、OpenAI社のホームページからChatGPTのページに移動します。
「Try ChatGPT」をクリックして移動すると以下のような画面が出るため、「Sign up」を選択し、電話番号とメールアドレスを用いてアカウントを作成してください。
登録が完了したら「Log in」を選択してください。
そうすると以下のようなチャット入力画面に移動します。
例えば、「阪急電鉄のSDGs活動について400文字で解説して」とChatGPTに質問します。
そうすると以下のような回答が返ってきます。
〜ChatGPTの回答〜
〜以下、画像内の文章〜
あなたは専門家です。阪急電鉄が実施しているSDGsの活動を400文字で解説して
阪急電鉄は、Sustainable Development Goals(SDGs)に関心を寄せ、社会的責任を果たす企業として、様々な取り組みを実施しています。
まず、阪急電鉄は「地球環境保全活動」として、CO2排出削減に向けた取り組みを進めています。具体的には、省エネ技術の導入や車両の更新によるエネルギー効率の改善、再生可能エネルギーの活用など、環境に配慮した取り組みを行っています。
また、「社会貢献活動」として、地域社会への貢献を行っています。例えば、災害支援や交通安全啓発、障がい者支援、子どもの健全育成支援など、地域社会の課題解決に向けた取り組みを積極的に行っています。
さらに、「人材育成活動」として、従業員のスキルアップや多様性の推進に取り組んでいます。具体的には、教育・研修制度の充実やダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の推進など、従業員の能力向上や職場環境の改善に力を注いでいます。
以上のように、阪急電鉄はSDGsに基づいた取り組みを実施し、企業としての社会的責任を果たすことに取り組んでいます。
このように、ChatGPTが文章を自動生成します。
非常に流暢でハイレベルな文章を作成することが確認できると思います!
また、生成された文章を読んで、必要に応じて修正することができます。
さらに、ChatGPTは、文章を短くしたり長くしたりも可能。
また、文章の内容を変えたい場合は、新しい文章を入力して、再度ChatGPTを使うことができます。
翻訳AI「DeePL翻訳」の使い方
DeePL翻訳は、機械翻訳サービスの一つで、テキストを入力することで、異なる言語に翻訳することができます。
DeePL翻訳を使うためには、パソコンやスマートフォンなどのデバイスが必要です。
次に、DeePL翻訳のウェブサイトにアクセスします。
そうすると、以下のような画面が出てきます。
DeePL翻訳のウェブサイトにアクセスしたら、翻訳したい文章を入力します。
ちなみに、翻訳する言語を選ぶこともできます。
DeePL翻訳は、入力された文章を翻訳します。
翻訳結果は、画面上に表示されます。
例えば、ChatGPTで作成した「SDGsについて専門家の視点で解説して」と英語で尋ねて返ってきた答えを以下のようにDeePL翻訳に入力してみます。
〜以下、翻訳の中身〜
持続可能な開発目標(SDGs)とは、2030年までに持続可能な開発を実現するために、国連が定めた17の世界目標です。SDGsは、貧困をなくし、地球を守り、平和と繁栄を確保するために、すべての国、企業、個人が行動を起こすことを求めています。貧困、不平等、気候変動、社会的不公正など、世界の喫緊の課題に取り組むものであり、世界情勢と関連しています。
例えば、SDG1(No Poverty)は、世界で7億人以上が苦しんでいる極度の貧困を撲滅することを目的としています。SDG13(気候変動対策)は、地球の生物多様性と人類の生存に大きな脅威を与える気候変動と闘うことを目的としています。SDG5(ジェンダー平等)は、教育、雇用、政治的代表権におけるジェンダー格差をなくすことを目指しており、これは何百万人もの女性に影響を与える世界的な問題です。
SDGsは、世界の最も重要な課題のいくつかに取り組むための行動の枠組みを提供するものであり、世界情勢に関連しています。SDGsは、企業、政府、市民社会を含むすべてのセクターが、より持続可能で公平な世界を目指して協力し合うことを求めています。
このようにDeePL翻訳は高い精度で日本語を翻訳してくれます。
ChatGPTって日本語で質問するのと、英語で質問するのはどのくらい精度が変わるのだろう?って思いませんか。以下に、ChatGPTに日本語で説明を聞いた場合も載せますね!
ChatGPTに「SDGsについて専門家の視点で解説して」と尋ねると以下のような答えが返ってきます。
〜以下、翻訳の中身〜
SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2015年に国連加盟国が採択した、持続可能な開発のための17の目標です。人々、地球、繁栄の3つの側面から、2030年までに達成すべき目標が設定されています。例えば、「貧困撲滅」「良質な教育の提供」「衛生的な水と衛生環境の確保」「気候変動に対する具体的な対策」などがあります。
SDGsは、世界的な課題に取り組むための枠組みであり、貧困削減や環境保護、社会正義の推進など、国際社会が直面する問題を解決するために必要な取り組みが含まれています。
具体的な例としては、エネルギーの利用において、再生可能エネルギーへの移行が挙げられます。SDGsの一つである「クリーンなエネルギーの利用促進」を達成するため、太陽光発電や風力発電など、再生可能エネルギーへの投資が進んでいます。また、食料問題についても、SDGsの一つである「飢餓撲滅」の目標達成のため、持続可能な農業や栄養改善のための取り組みが進んでいます。
SDGsは、世界的な問題解決のための枠組みであり、国連を中心に、各国、企業、市民社会が協力して取り組むことで、世界の課題を解決する一助となることが期待されています。
見比べていただくと具体例などが大きく異なることがわかると思います。
ChatGPTは、「最も確率が高い答えを出す」という性質があります。
上記の2例を見ると、ChatGPTに使われるデータは英語圏では「貧困」「気候変動」「性差(ジェンダー)」が、日本語圏では「貧困」「教育」「水」「気候変動」が多いことがわかります。
そのため、専門的な質問に関して、日本語で質問して納得できなかった場合、英語で質問し回答を得ることは非常にオススメです。
具体的なエントリーシートの作成方法
それではAI、特にChatGPTを中心としたエントリーシートの作成方法を解説していきます。
作成方法は大きく以下の4つに分類できます。
- キャッチボール型
- 逆質問型
- ポジション型
- 日本語→英語→日本語型
キャッチボール型
キャッチボール型は何度も何度も修正を質問する方法です。
例えば、自己PR200文字のエントリーシートを作成してみたいと思います。
ChatGPTに「大学時代にサッカー部のキャプテンであったことを踏まえて、自己PR200文字の文章を作成して」と尋ねてみます。
〜以下、画像内文字〜
大学時代にサッカー部のキャプテンであったことを踏まえて、自己PR200文字の文章を作成して
サッカー部のキャプテン経験を活かし、自己PRを行います。私は、サッカー部のキャプテンとして、チームの中心としてリーダーシップを発揮してきました。練習や試合の際には、メンバーのモチベーションを高めるために、積極的にコミュニケーションをとり、チームワークを醸成しました。また、試合中には冷静かつ迅速に判断し、的確な指示を出すことで、チームの勝利に貢献しました。
これらの経験を通じて、私はリーダーシップやコミュニケーションスキルを身につけ、チームで働く上での責任感や協調性も身につけました。また、自分自身を常に高めることにも熱心であり、新しい技術やスキルを学ぶことにも積極的です。これらのスキルや志向性を活かし、企業での業務に取り組み、チームの一員として貢献することを目指しています。企業のビジョンや文化に共感し、成長意欲を持って仕事に取り組むことができます。私は、自分自身の強みを活かして、企業とともに成長していくことができると考えています。
出来上がった文章を見て、すごいけど…他の分野もアピールしたい!と思いませんか?
出来上がった文章を見て、「大学4年間確率統計を学んでいたこともアピールしたい」と例えば思ったとします。
そしたら、以下の画像のように、「大学4年間確率統計を学んでいたこともアピールして」と入力してみてください。
〜以下、画像内の文章〜
大学4年間確率統計を学んだこともアピールをする内容に修正して
私は、大学で確率統計を学んでいました。その経験を活かして、データ分析や数値的な問題に対する解決力を身につけました。また、サッカー部のキャプテンとしての経験も、チームの統率やスポーツデータの分析にも役立ちました。
私は、リーダーシップやコミュニケーションスキルを持ち、数値的な問題解決力を活かして、企業の課題解決に貢献できることを自負しています。また、自己成長にも熱心であり、新しい技術やスキルを学ぶことにも積極的です。企業の目標に共感し、共に成長していくことができる環境で、貢献したいと考えています。
これまでの経験を活かして、企業のデータ分析や数値的な問題解決に貢献し、自己成長とともに企業とともに成長していけることを目指しています。企業の文化やビジョンに共感し、課題解決に向けて全力で取り組んでいきます。
このようにキャッチボールのように続けてエントリーシートの内容を修正してもらうことで、質の高いエントリーシートを作成することができます!
逆質問型
逆質問型は、ChatGPTから返されたエントリーシートに納得できない場合、逆にChatGPTに「この回答を改善するために、何か質問はありますか?」と尋ねるアプローチです。
この方法で質問することにより、エントリーシートの質を向上させるために必要な情報を、ChatGPTがいくつかの提案として提示してくれるでしょう。
以下が、実際のChatGPTとのやり取りです。
〜以下、画像内文章〜
「弊社で働くことで何を学びたいと考えていますか?」とJR東日本のエントリーシートで問われた。300文字でエントリーシートに記載する文章を提案して。回答では弊社ではなく貴社にして。
貴社で働くことで学びたいことは、まず鉄道業界の深い知識と技術を身につけることです。貴社は日本を代表する鉄道会社であり、最先端の技術やサービスが数多く展開されています。私は、これらの技術やサービスの開発・運用に携わることで、業界をリードするプロフェッショナルとして成長したいと考えています。
また、貴社ではお客様の安全・快適な移動を提供するため、社内外を問わず多様なステークホルダーと連携して業務が行われています。このような環境で働くことにより、チームワークやコミュニケーション力を向上させ、効果的に協力し合うことができるスキルを身につけたいと思っています。
さらに、貴社は地域社会とのつながりを大切にしており、地域の発展に貢献しています。地域との連携を通じて、社会課題解決に向けたアイデアや取り組みを学び、より広い視野を持つ人材となりたいと考えています。
最後に、貴社の経営戦略や事業展開に関する知見も積極的に学びたいと思っています。これらの経験を通じて、将来的には貴社の事業成長や業界の発展に貢献できるリーダーとなりたいと考えています。
ChatGPTへの入力が抽象的だと、回答も一般的な内容になりがちです。
もし回答に納得できない場合は、どのような情報があればより良い回答が得られるか、逆に質問してみましょう。
この回答に対して以下のような質問を投げかけます。
〜以下、画像内文章〜
逆にこの回答を良くするために私に質問はないですか?
この回答をさらに良くするために、以下の質問を参考にしていただくと、より具体的で説得力のある回答が作成できると思います。
- あなたがこれまでに経験した活動や学習の中で、JR東日本で働く上で役立つと考えられるスキルや知識は何ですか?
- 鉄道業界において、特に関心を持っている分野や技術は何ですか?それらに対する独自の視点や取り組みをお持ちでしょうか?
- 貴社での働きがいや魅力を感じるポイントは何ですか?また、それらにどのように取り組み、貢献したいと考えていますか?
- JR東日本でのキャリアパスに対する期待や目標は何ですか?将来的にどのような立場や役割を担っていたいと思っていますか?
これらの質問に答えることで、あなたの回答がより具体的で、自分自身とJR東日本とのマッチングが明確になるでしょう。
ChatGPTがエントリーシートを改善するために、必要な情報を提案してきました。
以下のように、ChatGPTの質問に答える形で文章を入力してみましょう。
この問いに対して、以下のようにChatGPTに回答を返します。
〜以下、画像内文章〜
私は確率統計を学んできたので、JR東日本で収集したデータから、お客様の行動を予測し、ダイヤの改正などに貢献したい。また、輸送インフラと地域密着型の二面性を持つ部分に魅力を感じる。
それを踏まえた回答案を以下に提案します。
「貴社で働くことにより、私が学んできた確率統計の知識を実践的な場で活かすことができると考えています。JR東日本では大量のデータが収集されており、これを利用してお客様の行動を予測し、ダイヤ改正やサービス向上に貢献したいと思っています。また、貴社の魅力の一つとして、輸送インフラと地域密着型の二面性を持っている点が挙げられます。この点においても、地域のニーズを的確に把握し、より効率的で利便性の高いサービスを提供できるよう、データ分析のスキルを活用していきたいと考えています。こうした経験を通じて、鉄道業界の現場で即戦力となるデータ分析のプロフェッショナルを目指したいと思っています。」
この回答案では、あなたが学んできた確率統計の知識をどのように活かしてJR東日本に貢献できるか、また貴社に対する魅力や期待を具体的に述べています。これにより、自分自身とJR東日本とのマッチングが明確になるでしょう。
以上のように、ChatGPTに自身のエントリーシートを良くするために、足りない部分を逆質問することでエントリーシートのクオリティをさらに向上することができます!
ポジション型
ポジション型はChatGPTの質問文に「〇〇の視点で」と付けて質問をする手法です。
例えば、質問文に「専門家の視点で」という単語を入力すると専門的な内容を含む文章が出力されます。
なぜならば、ChatGPTが全てのデータからではなく、専門家に関わるデータを参考に文章を作成するようになるからです。
具体例として、ChatGPTに自己PR200文字を作成してもらいます。
ChatGPTに「大学時代にサッカー部のキャプテンであったこと、大学4年間統計学を学んでいたことを踏まえて、自己PR200文字の文章を作成して。優秀なプロの編集者の視点で」と尋ねてみます。
〜以下、画像内の文章〜
大学時代にサッカー部のキャプテンであったこと、大学4年間統計学を学んでいたことを踏まえて、自己PR200文字の文章を作成して。優秀なプロの編集者の視点で
私は、大学で確率統計を学びながらサッカー部のキャプテンを務めていました。大学4年間にわたる統計学の学習は、データ分析や数値的な問題解決に必要な基礎を身につけることができました。また、サッカー部のキャプテン経験は、リーダーシップやチームワーク、コミュニケーション能力を養うことができました。
私は、これらの経験を活かして、企業での業務に取り組みたいと考えています。データ分析や数値的な問題に対する解決力を活かし、チームで働く上でのリーダーシップやコミュニケーションスキルを発揮し、チームメンバーのモチベーションを高めることができます。また、自己成長にも積極的に取り組んでおり、新しい技術やスキルを学ぶことにも熱心です。
私は、企業のビジョンや文化に共感し、自分自身のスキルと経験を活かして、企業の成長に貢献することを目指しています。自分自身を常に高め、自己成長に取り組むことで、企業とともに成長することができると考えています。企業と共に、目標に向かって全力で取り組むことができると自負しています。
具体例などが含まれるようになり、よりわかりやすくなったと感じますよね。
以上のように、「〇〇の視点で」と入力することで、ChatGPTのデータ収集範囲を限定し、自身の求める文章に近づけることが可能です。
日本語→英語→日本語型
日本語→英語→日本語型はDeePL翻訳とChatGPTの両方を利用する方法です。
この方法はChatGPTが英語で質問をすると精度が高いことを利用する方法です。
具体的には、ChatGPTに入力したい質問文自体をDeePL翻訳で英語にして、出力された英語の質問文をChatGPTに入力し、出力された答えを再度DeePL翻訳に入れることでエントリーシートを作成します。
例えば、自己PR200文字のエントリーシートを作成してみたいと思います。
DeePL翻訳に「大学時代に確率統計を6年間学んだことを踏まえて、自己PR200文字の文章を作成して」と入力し質問文を英語にします。
〜出力された質問文〜
Prepare a 200-word personal statement based on 6 years of probability statistics study during college.
この出力された質問文をChatGPTに入力します。
ChatGPTに出力された英語の質問文を入れると以下のようになります。
※文字数は英語>日本語のため、質問文を200→120に変更
〜以下、画像内文章〜
Prepare a 120-word personal statement based on 6 years of probability statistics study during college, Specifically.
My six years of probability statistics study during college have instilled in me a deep passion for mathematical theory and problem-solving. Through my studies, I have developed a keen ability to analyze complex data sets, identify trends and patterns, and create models to predict outcomes. This knowledge has given me the opportunity to collaborate with researchers in various industries, including healthcare, finance, and marketing. I am excited to use this expertise in a data-driven profession to make a positive impact on the world. Overall, my studies have been both challenging and rewarding, and I believe that my knowledge and skills in probability statistics will allow me to excel in any profession that requires analytical and problem-solving skills.
このChatGPTで出力した文章をDeePLで日本語にします。
ChatGPTで出力した文章をDeePL翻訳に入力した結果が以下の画像になります。
〜以下、画像内の文章〜
大学時代に6年間学んだ確率統計学は、私に数学的理論と問題解決への深い情熱を植え付けてくれました。
研究を通して、私は複雑なデータセットを分析し、傾向やパターンを特定し、結果を予測するモデルを作成する鋭い能力を身につけました。
この知識により、ヘルスケア、金融、マーケティングなど、さまざまな業界の研究者と協力する機会を得ることができました。
私は、この専門知識をデータ駆動型の職業に活かし、世の中に良い影響を与えることができるのではないかと期待しています。
全体として、私の研究は挑戦的であると同時に実り多いものでした。確率統計の知識とスキルがあれば、分析力と問題解決力を必要とするあらゆる職業で活躍できると信じています。
ChatGPTを英語で質問すると、特に専門的な分野では非常にレベルの高い回答が返ってくることが多いです。
実際のAIを活用したエントリーシート作成事例の紹介
エントリーシートで頻出質問上位10選の作成事例を紹介します。
- 自己紹介について
- 学生時代の活動や経験について
- 大学での研究や課題について
- 志望動機について
- 自己PRについて
- アルバイトやボランティアなどの経験について
- 企業や業界に対する理解について
- コミュニケーション能力や人間性について
- 将来のキャリアプランについて
- 長所・短所について
自己紹介
〜以下、画像内の文章〜
エントリーシートに書く、自己紹介についての内容を300文字で提案して。大学時代にサッカー部のキャプテンだったこと。九州大学の理学部数学科で確率論を学んでいることをアピールして。
私は、九州大学理学部数学科に在籍している〇〇と申します。大学では、確率論に興味を持ち、その分野で研究を行っています。
また、大学時代にはサッカー部でキャプテンを務めるなど、リーダーシップやチームワークを発揮する機会がありました。その中で、自分の役割を果たしながら、メンバーたちと共に目標に向かって取り組むことの重要性を学びました。
数学に関する研究の一方で、プログラミングも学んでおり、数学の知識を活かした技術開発にも興味があります。〇〇社での活躍を目指し、精一杯取り組んでいくつもりです。
学生時代の活動や経験
〜以下、画像内の文章〜
エントリーシートに書く学生時代の活動と経験についての内容を300文字で提案して。大学時代にサッカー部でキャプテンをしていたこと。全国大会に10年ぶりに出場したこと。その結果をもって、大学で表彰されたことをアピールして。
私は、大学時代にサッカー部で活動していました。4年生の時には、キャプテンとしてチームを率い、全国大会出場を果たしました。その大会での結果が評価され、大学から表彰を受けました。その経験を通じて、自分自身やチームメンバーの可能性を信じ、目標に向かって挑戦することの大切さを学びました。また、指導者の方々から多くのことを学び、自分自身も後輩たちの成長を支えることができました。
サッカー以外でも、大学生活ではキャリア支援センターでのインターンシップや、学外のボランティア活動など、幅広い活動に取り組んできました。これらの経験から、自分自身や周りの人たちを成長させることの重要性を感じています。今後も〇〇社で、多様な経験を通じて自分を磨いていきたいと考えています。
大学での研究や課題
〜以下、画像内の文章〜
エントリーシートに書く、大学での研究や課題についての内容を300文字で提案して。大学時代に確率統計の研究室で学んでいること。ランダムウォークについての研究をしていることをアピールして。
私は、九州大学理学部数学科に在籍しており、確率統計の研究室で学んでいます。現在は、ランダムウォークについての研究に取り組んでいます。ランダムウォークは、物理現象や経済現象、生物現象など、様々な現象を表現するために用いられる確率過程です。その中でも、最近ではフラクタル構造を持つランダムウォークに注目が集まっています。私は、このテーマに興味を持ち、関連する文献や論文を読み込みながら、数値計算などを駆使して研究を進めています。
研究の過程で、数学的な手法だけでなく、プログラミングのスキルも身につけることができました。また、研究発表や大学院進学を目指した勉強会などにも積極的に参加し、研究の幅を広げています。〇〇社での研究開発にも興味があり、自分の研究を活かせる場で力を発揮したいと考えています。
志望動機(JR東海)
〜以下、画像内の文章〜
エントリーシートに書く、JR東海への志望動機を300文字で提案して。リニアモーターカーに関心があること。大学時代に確率統計の研究室で学んでいること。品質工学で活躍できること。サッカー部でキャプテンをしていることをアピールして。
私がJR東海に応募する理由は、リニアモーターカーの開発に関わることができる可能性があるからです。私は、新しい技術に興味を持ち、大学時代には確率統計の研究室で研究を行う一方、品質工学についても学びました。この経験から、品質工学の観点からリニアモーターカーの開発に貢献できることを期待しています。
また、サッカー部でキャプテンを務めるなど、リーダーシップやチームワークを発揮する機会がありました。その中で、自分の役割を果たしながら、メンバーたちと共に目標に向かって取り組むことの重要性を学びました。JR東海では、リニアモーターカーの開発に取り組むチームに参加し、チームワークやリーダーシップ力を発揮したいと考えています。私の経験と能力を活かし、JR東海の成長と発展に貢献できることを期待しています。
自己PR
〜以下、画像内の文章〜
エントリーシートに書く、自己PRを300文字で提案して。大学時代に確率統計の研究室で学んでいること。品質工学で活躍できること。サッカー部でキャプテンをしていることをアピールして。
私は、九州大学理学部数学科に在籍しており、確率統計の研究室で学んでいます。研究を通じて、数学的な問題解決力やプログラミングスキルを身につけることができました。また、品質工学についても学び、品質改善に向けた分析や改善提案に取り組むことができます。
大学時代には、サッカー部でキャプテンを務め、リーダーシップやチームワークを発揮することができました。その経験から、目標を達成するためにはメンバーたちの力を引き出し、協力して取り組むことが重要だと考えています。
将来的には、自分自身が持つ能力を活かし、より高い目標に向かって挑戦することを目指しています。私が持つ研究能力やチームワーク力、そして品質工学に関する知識を活かして、〇〇社での成長と発展に貢献したいと考えています。
アルバイトやボランティアなどの経験
〜以下、画像内の文章〜
エントリーシートに書く、アルバイトやボランティアを300文字で提案して。大学時代にアルバイトで塾講師をしていたこと。ボランティアでボーイスカウトをしていたことをアピールして。
大学時代、私はアルバイトとして塾講師をしていました。生徒たちと向き合いながら、学びの楽しさや自己実現の大切さを教えることができました。その中で、自分自身も教えることによって、その内容をより深く理解し、自己成長につながりました。
また、ボランティア活動として、ボーイスカウトのリーダーとして子どもたちと過ごす時間を過ごしました。その中で、子どもたちとのコミュニケーションやリーダーシップ力を身につけることができました。さらに、自然に触れることができ、自然環境保護についての意識も高めることができました。
アルバイトやボランティア活動は、自己成長や社会貢献の機会となるため、積極的に取り組んできました。これらの経験を活かし、〇〇社で自己成長や社会貢献につながる活動に取り組んでいきたいと考えています。
企業や業界に対する理解(JR東海)
〜以下、画像内の文章〜
JR東海のエントリーシートに書く、企業や業界に対する理解を300文字で提案して。鉄道業界のメリットや将来の課題など踏まえて提案して。
私は、鉄道業界に興味を持ち、その将来性について考えています。鉄道業界には、長年にわたって培われた技術やノウハウが蓄積されており、社会インフラとしての役割があるため、安定的な収益を上げることができます。また、鉄道輸送は、省エネルギーであり、環境に優しいというメリットがあります。しかし、鉄道業界にはいくつかの課題も存在します。例えば、人手不足によるサービスの低下や、老朽化した設備の更新、多様化するユーザーのニーズに応えるためのサービスの改善などがあります。
そのため、鉄道業界は、次世代の高速鉄道技術であるリニアモーターカーの開発や、スマートフォンを活用したサービスの提供など、新しい技術を取り入れて挑戦しています。私は、鉄道業界のこれらのメリットや課題について理解しており、JR東海が新しい技術を開発することで、よりよいサービスを提供し、お客様のニーズに応えることを目指していることに興味を持ちました。これらの取り組みに携わることで、自分自身が成長し、またJR東海の発展に貢献したいと考えています。
コミュニケーション能力や人間性
〜以下、画像内の文章〜
エントリーシートに書く、コミュニケーション能力や人間性を300文字で提案して。大学時代にサッカー部でキャプテンをしていること。誠実で実直なことをアピールして。
大学時代、私はサッカー部でキャプテンを務めていました。チームのメンバーと協力しながら、共通の目標に向かって一致団結し、勝利を目指しました。その中で、コミュニケーションの大切さを学び、チームメンバーとの信頼関係を築きました。
また、私は、誠実で実直な性格であり、周囲の人たちから信頼されることが多いです。これは、自分ができることを全力でやり遂げること、約束を守ること、そして人との接し方に心を配ることが大切だと思っているからです。このような性格を持つことで、周囲の人たちとの信頼関係を築き、チームワークを高めることができます。
将来的には、このようなコミュニケーション能力や人間性を活かし、職場や社会で積極的にコミュニケーションを取り、人々の信頼を得ながら、共に成長していきたいと考えています。
将来のキャリアプラン
〜以下、画像内の文章〜
JR東海のエントリーシートに書く、将来のキャリアプランを300文字で提案して。都市開発とリニアモーターに関心があることをアピールして。また、キャリアを積んだらエネルギーの省力化に貢献したいこともアピールして。
私は、都市開発やリニアモーターカーに関心があり、JR東海に就職し、将来的にはその分野で活躍することを目指しています。リニアモーターカーは、高速かつ省エネルギーな輸送手段であり、都市開発においても、効率的な輸送網の構築に貢献しています。JR東海は、そのリニアモーターカーの開発に取り組む優れた企業であり、将来的には、リニアモーターカーの普及を担う立場になることを目指しています。
また、私は、エネルギーの省力化に興味を持っており、将来的には、エネルギーの効率的な使用を促進するための技術や製品の開発に取り組みたいと考えています。JR東海でのキャリアを積むことで、自己成長や社会貢献につながる活動に取り組み、最先端の技術や知識を学びながら、自分自身が成長し、またJR東海の発展に貢献したいと考えています。
長所・短所
〜以下、画像内の文章〜
エントリーシートに書く、長所・短所を300文字で提案して。長所は誠実で実直なこと。短所は緊張しやすいこと。具体例を踏まえてアピールして。
私の長所は、誠実で実直なことです。自分自身に対して正直であり、約束を守り、目標に向かって一生懸命努力することができます。例えば、大学時代にはサッカー部でキャプテンを務めており、チームメンバーに対して率先して行動を起こし、信頼関係を築きました。また、研究室での課題に取り組む際には、常に正直で誠実な姿勢を持ち、正確なデータを取得し、研究の成果を高めることができました。
一方で、私の短所は緊張しやすいことです。新しい環境や人と接する際には、緊張してしまい、自分自身を出せなくなることがあります。例えば、就職活動の面接では、緊張して言葉が詰まってしまうことがありました。しかし、私は緊張を克服するために、心構えや準備をしっかりと行い、自信を持って臨むことが大切だと考えています。また、これまでの経験から、緊張を感じる場面でも冷静に対応することができ、実績を残すことができたことがあります。私は、このような短所をもっていることにも目を向け、日々改善を図り、成長していきたいと考えています。
AIを活用する際に注意すべき点
自身で確認することの重要性
企業は、エントリーシートを通じて、応募者のスキルや人物像などを評価します。
そのため、求められる内容に沿っているか確認することが重要です。
AIで生成されたエントリーシートが正確かつ自然なものであっても、求められる内容に沿っていなければ、企業から不適切と判断される可能性があります。
AIの精度に関する注意点
AIは、文章の文法や構成を理解しているため、正確な文章を生成することができます。
しかし、文章の自然さに欠ける場合があるため、作成されたエントリーシートの文章の自然さを確認することが必要です。
また、AIは、過去のデータから学習して文章を生成するため、誤った情報を含む可能性があります。
そのため、作成されたエントリーシートを確認する際には、情報が正確であるかどうかを確認することが重要です。
まとめ
AIを活用することで、学生や新卒者のエントリーシート作成がよりスピーディーかつ効率的になることが分かりました。
具体的には、ChatGPTなどの文章生成AIを利用することで、自然な文章が生成されるため作成スピードが大幅にアップするといった利点があります。
ただし、AIを活用する際には、生成されたエントリーシートが正確かつ自然なものであるか、企業の求める内容や書き方に沿っているかという点に十分に注意する必要があります。
AIを活用することで、より効率的にエントリーシート作成ができるため、応募先の数が多い学生や新卒者にとっては非常に有用な方法と言えます。
エントリーシートの書き方については「ChatGPTと先輩のエントリーシートを活用した完璧なエントリーシート作成方法」「ChatGPTが自動で作成した衝撃のエントリーシートを12例紹介」などの記事を参考にしてください!
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